外向的な子、内向的な子

外向的な子、内向的な子

子どもは本当にいろいろなタイプがいます。 今回は、精神分析で有名な「ユング」というドクターが活用した「外向型」「内向型」についてお話ししたいと思い ます。

 

簡単に言いますと、関心のベクトルが自分の外側に向かっている子が外向型、自分の内面に向かっている子 が内向型です。

 

例えば、一人で何か遊んでいて、目の前にボールが転がってきたとき、パッと飛びつくのが外向さん、あまり気 にとめないで遊び続けるのが内向さんです。 もちろん、どちらが優れているということはありません。あくまで「その子が持っている資質」がどちらに強く出て いるか、ということです。

 

内向さんのママは、「うちの子、なんかボーッとしてて、何も考えていないっぽいけど大丈夫かしら。」と心配する 方が多いのですが、そんなことはありません。 脳のキャパシティいっぱいいっぱいまで使って、脳がフル回転しているから、外的な刺激に対応出来ないので す。

 

一方で、外向さんは、脳にまだ余力があるので、外的刺激に即座に反応するのです。

 

内向さんは、ひとりで黙々と遊んでいることで脳がどんどん発達していて、外向さんは外的刺激にたくさん反応 することで脳がどんどん発達していく。

方法は違えど、子どもを好きなように遊ばせることは、それだけでたくさんの成長につながります。 「○○ちゃんと反応が違う…」などと心配せずに、伸び伸びと遊ばせてあげてくださいね。