きょうだい育児が上手くいく方法
仲良く遊んでいたかと思ったら、すぐに喧嘩をしてしまったり、おもちゃの取り合いをしてしまったり…。
そんなきょうだいの子育てに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
今回は、きょうだい育児が上手くいくための方法を3つお伝えします。
きょうだいで比較をしない
これはご存じの方も多いかもしれませんが、きょうだいで何かを比較することはやめましょう。
どんなに小さな子どもでも、誰かと比較されるのは嫌な気持ちになってしまいますし、幼少期から自信がなくなってしまう原因になります。
それぞれの個性を認めてあげて、きょうだい間での比較を思わせる言動は避けるようにしましょう。
喧嘩をした時は、必ず両方の言い分を聞く
例えば、下の子が泣いていて、上の子がおもちゃを取り上げている状況があったとします。
親御さんの中には、つい泣いている下の子をかわいそうに感じて、上の子をすぐに叱ってしまうケースがよくあるかと思います。
しかしこのような状況の場合、実は先に下の子の方が、上の子が嫌と感じることをしてしまっている場合もあります。
すぐに泣いている子の方の味方をするのではなく、きちんと両方の話を聞いてみて、その上で判断することが大切です。
お兄ちゃん、お姉ちゃんらしさは強要しない
「おにいちゃん(おねえちゃん)なんだから〇〇しなさい」という言葉は、上のお子さんからすると、かなりプレッシャーになる言葉です。
まだ甘えたい盛りの小さなお子さんだと、自分だけが我慢しなければいけない状況が辛くなってしまうこともあります。
どちらかが我慢するような状況にならないよう、親御さんは平等に接するよう心がけてください。
もし下の子に対して思いやりのある行動がみられた場合には、しっかり褒めてあげることが大切です。
優しさが認められる経験を重ねることで、下の子に対して思いやりをもって接してくれるようになっていきます。
いかがでしたでしょうか。
きょうだい育児でお悩みの方はもちろん、これからきょうだい育児をされる方も、これらのコツを意識してみてくださいね。