【離乳食スタート4】成長に合わせてステップアップ!初期~後期にかけての離乳食
食事の準備運動として赤ちゃんがはじめる離乳食。
離乳食にもきちんとしたステップがあります。
子供の成長に合わせた離乳食で食事の楽しさを感じさせてあげましょう!
この記事では離乳食の初期~後期にかけてどんな食べ物を与えれば良いか簡単に説明していきます。
【離乳食初期:ごっくん期】
実は離乳食を始める頃は赤ちゃんの可愛い前歯がチラッと見えている子もいますが、まだまだ「噛む」という行為ができません。
そのため、おっぱいやミルクと同じで飲める状態にして与えましょう。
・ドロドロにしたうえですり潰したおかゆ
・ゆでた野菜をスープ状に裏ごししたもの
【離乳食中期:もぐもぐ期】
離乳食の中期に移行する目安はお口の動きです。
上下にもぐもぐとお口が動くようになれば次のステップにうつりましょう。
もぐもぐ動きますが歯はこの段階でもしっかり生えていません。
あくまでお口の動きと舌で食べ物を飲み込む形になります。
楽に潰せる固さに調理して出してあげましょう。
・お粥にしらすを混ぜる
・にんじんを柔く茹でる
絹ごし豆腐の柔らかさをイメージしてもらえば大丈夫です。
【離乳食後期:カミカミ期】
離乳食も後期になってくると食べられるものが増えてきます。
それと同時に好き嫌いも出てきますので、まずは食べれるものから与えましょう。
後期になってくると奥歯のあたりの歯茎を使って少し固いものも食べられるようになります。
自分の手で持てるメニューに移行すると楽しく食事ができますので掴み食べメニューを出してあげましょう。
・少し柔らかいバナナ
・人参や大根をあらみじん切りにした野菜スープ
【離乳食完了期:パクパク期】
いよいよ離乳食も完了段階に近いステップです。
食べ方は大人とほぼ同じで奥歯でつぶして、よだれと一緒に飲み込む形になります。
このステップでは咀嚼の練習が必要になるため、よく噛めるお肉などがおすすめです。
・煮込みハンバーグ
・つみれを使ったお吸い物
離乳食はステップがあがるごとに大人の食事と似たものを食べることができます。
初期の頃は手間がかかりますので、無理せずベビーフードやブレンダーなどを利用していきましょう。